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イヴサンローランの紹介

イヴサンローランは、1966年、イヴサンローラン(36年〜)が設立したプレタポルテのブランド。アルジェリア生まれのイヴサンローランは、パリでファッシヨンを学んでいた17歳のときに、国際羊毛事務局のコンクールで1位を受賞。その間にディオールのチーフデザイナーにマルクーボアンが就任。そのため『ヴォーグ』誌のディレクターの推薦を受け、当時最も注目されていたディオールの店に採用された。4年後の57年、ディオールが亡くなると、サンロ土フンは21歳の若さでメソンを引き継ぐ。しかし、60年にアルジェリア戦争で徴兵され、ディオールを離れる。病気で除隊後、仕事のパートナーであったピエールペルジェ(画家のベルナールーブユッフェを世に送り出した人物)とともに、62年に自らのメソンを開く。65年に美術とファッションを融合した「モンドリアンールック」、66年にメンズのテーラードを取り入れた「スモーキング(タキシード)」、68年「シースルーブラウス」「サファリールック」、69年「パンタロン」など、次々に話題作を発表していった。66年には、いち早くプレタポルテの可能性を予見した彼は、プレタポルテブランド「リヴーゴーシュ(セーヌ川左岸)」のブティックをオープンした。79年にはメイクアップ界にも進出。老舗のクチュリエで、自らコスメに関かっているのはサンローランだけである。

アパレルとSPAの違い

SPAとアパレルとどのような違いがあるのか。これを整理しておくことにしたインの一つはSPAが垂直的なマーケティングシステムによって形成されている企業形態であるということである。これをサプライチェーンマネジメントといい、通称SCMとも呼ばれていることはすでにふれた。さらに二つ目としては、店頭からPOSデータによりQRS体制が構築されているので、情報の共有化が進んでいる点だ。しかも、どのスタイルのどの商品が一日のうちのどの時間帯にどのぐらい売れているのか。さらに、どの商品がどういう顧客になぜ売れたか、という顧客情報を正確に低コストで入手できる。加えて、売れ筋商品の追加生産や欠品、在庫状況、商品の回転率が明確につかめるので、ロスを最少限にとどめることができる。これに対してアパレルの場合は、ほとんどが売場に派遣している店員からの情報が主なものだ。小売情報だけでなく生産情報も多段階流通であるので情報が入りにくい。三つ目として、SPAはすべて買取りであり、リスクチャレンジャーでもある。価格決定もすべて自社で行なう。これに対してアパレルの場合は、委託賑売なので、シーズンオフになると返品の山となる。四つ目として、SPAのマーチャンダイジングは頭の先からつま先までライフスタイルによる商品提案であるのに対して、アパレルには洋服だけ、しかも単品ものを企画・生産・販売するため、商品にストーリーがない。五つ目として、SPA企業には経営理念として「消費者志向のマーケティング」を明確にもっている。これに対してアパレルにはほとんど理念がない。したがって、ものまねの企業が多い。かつて日本のDCブランドメーカーが失敗したのもそのためである。六つ目のSPAの特徴は、なんといっても自社の店舗を持っていることだ。また直営店以外にフランチャイズ(FC方式)でも併行して店舗開発を進めている。ファイブフォックスの例をみると、(二〇〇一年一〇月期)で一〇八五店のうち直営店八九三、インショップー一九、FC七三。ワールドは直営店八〇〇店。

似合いそうなものに出合うと衝動買いしてしまう

「黒の夏服を買ったわ」似合いそうなものに出合うと衝動買いしてしまうのも、私たちの特徴かもしれない。ゆっくり慎重に、をプラスしたい。秋に向かっていく感覚はうれしい。残暑もおおらかに受けとめることができる。おしゃれしたい気持ちが活発に動きだす。九月はそんな季節である。絵に描いたように、娘といつものように青山のブティックをいろいろ見て歩いた時、小泉今日子さんを見かけた。ミーハー心を抑えられなくてチラリチラリと見てしまう。あまりの可愛さに「お願い、見させてくださいませ」といった感じになる。娘もうっとりしている。きれいな花や素敵な絵、アートなどを観るように、素敵な人はできればゆっくり鑑賞させてもらいたいものだ。だが、そういうわけにもいかず、あちらこちらを見るフリなどしながら、チラチラとしていた。「お母さん、入り口を見て」娘は私のようにボンヤリしていないので目ざとい。


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